物理の勉強法

物理はイメージが大切

物理は難しいという方も比較的多い科目です。
難しい数式が出てくる上に、あまり見慣れない記号などもたくさん出てきます。
ですが、基本の原理をしっかりと押さえておくと、あまり面倒な計算の必要なく解くことができる科目です。
そのため、勉強の仕方次第では得点源にもできる科目なのです。

物理でポイントになるのが、出題されている問題でどのようなことが起こっているのかというイメージを大切にすることです。
物理では必ずと言って良いほど物が運動していたり、何かが動いている状況が問題で説明されています。
一体どのようなことが起こっているのかイメージを掴むことができれば、それを式として表すだけで正解を導くことができます。

イメージを掴むためには

イメージを掴んでそれを式に表せるようになるには、基礎的な問題を現象を理解して式をしっかり立てて解けるようにすることがとても大切です。
基礎的な問題は現象のイメージがつきやすいので、それで慣れてからよりレベルの高い問題を解くようにすると良いでしょう。
学校で使用するような分厚くたくさんの問題が入っている問題集は、問題をたくさん解くのには向いていますが、あまり最初の現象のイメージを掴むためには不向きな面があります。

市販の参考書や問題集には基本的な問題を題材にしてイメージを掴めるようになることを目標にしているものもあるので、そうしたものを活用するとよりスムーズに実力を付けることができます。
まずは一通りの分野で基礎をマスターしていきましょう。
これだけでも物理の点数がぐっと伸びてくるはずです。

発展的な問題でも基礎が大切

物理の応用問題は、実は基礎が理解できていれば比較的高得点を狙いやすいです。
応用問題でも基礎の問題の組み合わせで構成されており、順番に問題を説き進めることで最終的な問題までたどり着くこともできます。

難関大学などでは現象が一見分かりにくくなっていますが、それでも1番は比較的簡単な問題から始まっており、長い問題文を読み進めて理解することができれば回答することができるようになっています。
問題文が長いとそれだけで抵抗感を持ってしまいがちですが、そこで物怖じせずに取り組んでいくようにしましょう。

特に理系で物理を勉強している生徒さんの中には、物理を勉強する中で段々とその面白さが分かってきて、物理が好きになって得点源にすることができたという方も多いです。
あなたもぜひ物理の基本からマスターして、得点源を目指していきましょう。
問題集や参考書は、まずは1冊マスターすればそれだけでもかなりの実力を付けることができます。
繰り返し復習して、しっかりモノにしていきましょう。