勉強の基本を忠実に守る!
学校で授業を受ける際に事前に予習をしてから授業を受け、授業を受けてから復習をする。
予習、授業、復習の流れは勉強の基本とも言えます。
人間は素晴らしい記憶力を持っていますが、勉強した事を全て記憶しておくのは難しいものです。
ただでさえ長期間記憶しておくのは難しいのに、学校の授業でしか勉強していない内容をいつまでも記憶し続けるのは更に難しくなります。
一回学習した内容は二度と忘れないつもりで取り組むためには、予習と復習をセットで実践するようにしたいものです。
参考:予習と復習の方法
予習と復習の重要度
勉強をするにあたって、予習と復習のどちらも大切なのはわかっていても、どちらかと言えば大事になるのが復習です。
その理由は予習と復習を行なう意味を考えてみるとよくわかります。
予習は授業で学習する内容をあらかじめ勉強することで、更に理解を深めることができます。
例えば予習で学習した事がよくわからなかった場合、授業をしっかり聞きながら理解しようと努力できます。
予習をしないまま授業に臨んだ場合は、授業の時点で内容がよくわからないため、自宅に帰って復習をしようと思ってもなかなか理解できません。
集中して授業に臨める環境を整えられるのが予習の大きなメリットになります。
復習は授業で学習した内容を自宅に戻ってから再度学習し直すことで、確実に覚えることができます。
授業を受けたまま復習もしないでやり過ごしていると、数日経つと学習した内容をすっかり忘れてしまう場合が多いです。
元々人間の脳は記憶する能力に長けていますが、長い間記憶し続ける内容は長い人生の中で本当に限られています。
何度も繰り返して復習をするほど、長期間に渡って記憶できる内容になります。
復習は勉強した内容を忘れないために非常に重要な要素になるため、どちらかと言うと予習よりも復習が大事だと考えられます。
復習のメリットを発揮するために必要な事
勉強した内容を肝心な時に発揮させるためには、何度か復習を繰り返し実践するようにしてください。
授業を受けた日に復習をして満足するのではなく、しばらく経ってからまた同じ内容を復習し直す事を何度か実践してみましょう。
期間が短いうちはしっかり覚えているかもしれませんが、1ヶ月、3ヶ月、半年…と期間が空くほどに記憶が抜けている部分が多くなるものです。
何度か復習を重ねるうちに、徐々に自分が苦手な分野を把握できるはずです。
苦手分野を克服するためには、できるだけ多く復習を重ねる事が大切です。
新しく学んだ事が増えるほど復習する内容がどんどん増えていくため大変に感じられますが、自分の中できちんとスケジュールを組んで実践すると良いでしょう。
できるだけ予習と復習をするように心がけて、確実に学習した事を忘れないでください。