理解を深めるためにも必要
授業で学んだことを自宅に帰ってから復習するようにと、学校の先生から何度も指導された経験がある方も多いはずです。
口うるさいほどに「復習は大事だ」と教えられた方も多いと思いますが、なぜそんなに復習が大事なのか理由がわからない方も多いでしょう。
復習の大事さをきちんと理解していれば、勉強の効率が格段にアップします。
学力アップを目指すためにも、復習がいかに大事であるかを理解して、正しい方法で勉強してください。
参考:復習が大切な理由
人間の脳は万能ではない
私達の脳は他の動物よりも非常に発達していると言われていますが、特に記憶力に関しては高い能力を発揮します。
ただし、勉強した事を含めてあらゆることを記憶し続けることはできないため、ある程度情報を整理しながら記憶していると考えてください。
脳にストックできる記憶については限度があるため、必ずしも万能な存在ではないことを十分理解してください。
覚えておきたい事と、すぐに忘れてしまっても良い事を区別するために大切なのが復習です。
一度勉強しただけでは確実に覚える事が難しいため、復習をして更に理解を深めて記憶を刷り込ませるようにする事が大切です。
パソコンのメモリ(容量)には限りがあるのと同じように、私達の脳が記憶できる事も限りがあります。
上手に整理する方法が復習になると覚えておくと良いですね。
正しい復習のやり方
復習をする際に注意したいのは、できるだけ早い段階で復習する事です。
今日の授業で学んだ内容は、自宅に戻ってからその日のうちにもう一度同じ内容を復習するのが効果的です。
時間が経つほど忘れやすいため数日後に復習をしても、どうやってやるのか忘れてしまったという事態になりかねません。
もっと良い復習の方法としては、学んだその場で復習する事です。
頭の中で学んだ情報を整理した復習をするだけでも良いです。
復習する時間が早ければ早いほど効果的です。
何度も繰り返して復習を重ねるのは良い事ですが、他にも覚えなければいけない事が多い中で一つの事に何度も繰り返して復習するのは効率が良い勉強法といえません。
繰り返し勉強をする事は良いのですが、限度を超えると他に支障をきたすため注意が必要です。
大体1ヶ月くらい経った頃にもう一度復習してみると、忘れてしまっている場合ときちんと覚えている場合があります。
忘れてしまった場合はもう一度復習をし直して、しっかり覚えるように努力しましょう。
きちんと覚えていた方もひょっとしたら時間が経つと忘れる可能性があるため、更に1ヶ月後にもう一度復習し直してください。
このように定期的に復習を繰り返し実践することで確実に忘れない情報として脳にインプットすることができるはずです。