ザイオン効果を取り入れる

親近感

ザイオン効果と勉強

ここではザイオン効果と勉強について見ていきたいと思います。
ザイオン効果、これは心理学用語なので知らない人も多いかもしれませんが、たくさん接するものに親近感を覚える効果、それがザイオン効果です。
嫌いな教科や苦手な教科はついつい誰もが避けてしまいますよね。
避けているとその教科に触れることがなくなりますので、もっと苦手になりますし勉強をしなければもっと成績が下がります。
このような状況においてザイオン効果を利用するのです。
苦手だからこそその苦手な教科の勉強を頻繁に行うようにします。
最初は勉強なんてしたくはないと思うと思いますし頭に入ってこないでしょう。
最初から苦手な勉強をするのではなくて、とりあえず教科書を眺めるだけでも十分です。
イラストを見ているだけでもいいですし、ページをめくって見るだけでもいいと思います。
だんだん右脳メインでリラックスをしながらその教科に触れていれば、その苦手な科目に接触する回数はだんだん増えてきて、親近感も沸いてくるのです。
そして勉強するやる気も出てきてモチベーションもあがってきます。
そこまできたら最初からきちんと勉強を取り組むようにすればいいのです。
これがザイオン効果です。
やる気が出ない日もあるかもしれませんが、そんな日もあってもいいのです。

やる気が出ない

もしやる気が出ないというのであれば、その日は本を見ているだけでいいと思いますし、テキストを開いてボーっと眺めているだけでもいいでしょう。
ザイオン効果の理論からすれば、そんな行動も、毎日続けていればすべて結果としてつながるのです。
苦手な科目にもだんだん親近感が沸いてきて、それが勉強につながるはずなのです。
もし見ているだけで終わってしまったとしても、やっている意味がないと思わないで、これもちゃんと結果につながる勉強方法なのだと思って続けましょう。

一度習慣づけば、勉強のやる気をいちいち出さなかったとしても、毎日のことですから自然に体が勉強するスイッチを入れてくれるでしょう。
決まった時間に勉強をする習慣をつけるようにすれば、その時間になれば体が自然に勉強モードに切り替えてくれます。毎日やっていれば意識しなくてもできるようになるのです。
それでもし、その時間帯に別のことをしようと思ったらそわそわして落ち着かなくなったりするようになります。そうなれば、ザイオン効果による勉強法はかなり効果的に働いているといってもいいでしょう。