学年トップをとるための勉強法とは?

学年トップの子、どういう勉強をしているのだろう?

学年トップの子はきっと家に帰るとしっかり勉強できる子なんだろうな、塾などにいってしっかり勉強している子なんだろうな?と親は考えます。
でも案外と要領よく宿題を済ませてテレビを見て笑い転げているものなのです。

学年で上位にいるこのうち、本当にいつも軽くトップをとってしまう子というのは、努力に努力を重ねている子もいますが、中には、すんなりと学校の勉強だけでトップに立ってしまう子もいます。

なぜこういう子たちは、勉強を必死にしなくても学年トップでいられるのでしょう。
その不思議に迫ってみます。

効率よく勉強、理解力が何より早い

問題を解くスピードを見ていると、学年トップのお子さんはとにかく早いです。
じっと先生の説明を聞いていて、その後、自分で考えてすらすらと説き始めます。

新しい内容をしっかり聞き吸収し、さらにそれをよく噛み砕き、問題を解くことができるのです。
初めて学ぶという時でも、独立したものと考えるのではなく、今まで勉強してきたことの延長線上にあるものとして考えるので解くことに抵抗がないようです。

新しい単元でも0から行わなくてもいいのは、これまでの学習がしっかり頭に入っているからで、先生は新しい単元に入る時に、ポイントを授業の中で説明してくれるので、そのポイントを理解し、基礎能力を使って引き続きの勉強としてこなすことができます。

通常新しい単元となると、見よう見まねで例題通りに解いてみるという事がほとんどなのですが、そうではなく、今までならったことに先生の指導の注意点を添えて、プラスして考えていくので、解くことが簡単にでき、しかもその新しい単元も、自分の力で解いているので、これもまたすぐに頭に入っていきます。

ひとつの事で沢山の事を学ぶことができる

単語、熟語、英語はどのくらいの知識を持っているかによって成績が格段に違いますが、例えば、1問を解く時位10問のポイントを勉強することができるトップクラスの子は、効率よく勉強できています。

通常これを解く時にはこの公式この文法を使うという判断をしますが、そうではなく、こういう問題はこういう風にできているから、こう解けばいいと自分で理解したことを利用して解くことが出来る、その時の解き方がすでに、次の新しい単元へのステップとなっています。

色々な問題を解いても公式通り、例題通りに解いていたのでは自分の身に付く学習になりませんが、トップの子は自分の問題として自分で理解し解いていくからこそ身に付くのです。

勉強が好きという事でもなく、必死ということでもない、理解していけることがだから理解し、吸収していく、という様にとても自然な姿です。