集団指導に向いている子はどんな子?
集団の中に入ると急に引っ込み思案になってしまう子もいますし、集団の中でもはきはきと物おじせず話ができる子もいます。
大勢の仲間がいるとふざけてしまい勉強が身に入らない子もいますが、集団の中でも集中力をもって勉強できる子もいます。
学習塾に通わせるときに、その学習塾の進学率がいいとか、すごく評判がいいというだけで決めてしまうのはちょっと早いです。
お子さんの性格によって、どんなに素晴らしい成績を出している塾でもお子さんにあわなければ成績は下がっていきます。
集団学習塾でも、レベルに合わせてクラスを設けているところがありますし、最近は昔の様に大人数で指導を受けるというよりも、少人数クラス編成などが多くなっており、以前よりも集団というイメージが少なくなっています。
集団学習塾の特徴とは
集団の場合、一人ずつの能力に応じた学習ができないという事もあり、最近は少人数制のクラスが多くなっていますが、大人と1対1だと緊張してしまうという子も、お友達の中にいれば元気よく楽しく授業を受けることができる子がいます。
集中力がある子は、先生の話をよく聞けますし、クラスの中でほかの子に負けないようにと必死になって勉強することもあり、ライバルがいても負けん気が強くて、絶対に負けないという気持ちをもって勉強する子は、こうした集団の方が力を発揮する可能性があります。
仲間同士で切磋琢磨しながら実力を伸ばしていく子もいるので、お子さんの性格をよく確認し、どういう塾に入れていけばいいのかを考えていくべきでしょう。
学校の延長線上にならないことがポイント
近くの塾に行くとクラスのお友達が多くて成績が上がるどころか下がっていく・・・という事もあるようなので、お子さんの性格によってはしっかりと勉強できる空間を選ぶという事も必要です。
仲間と一緒がいいというお子さんの方が多いのですが、どうしても遊んでしまうという性格の子は、出来れば、離れた学習塾、また個別指導塾の方がいいのかもしれません。
ただ、塾囲行ってみたら、急に成績がよくなり、負けん気を発揮し始めたという事もあるので、一度見学にいって興味があるかどうかを見ることも必要でしょう。
奨学生の場合は、基礎を固めるという大切な時期なので、しっかりと基礎学習ができる塾が望ましいと思います。
最近は集団学習塾でも、かなり少人数クラス編成を行っているところが多いので、そうした場所の方が、個別と集団の両方の魅力を持っているので、安心かもしれません。
ただお子さんの性格をよく理解する、無理強いはしないという事もしっかり頭の中に入れておくべきです。
お友達と一緒というよりも、どんな学習をさせたいか?という事を考えましょう。