個別指導に向く子、向かない子
個別指導については、まず向いている子、向いていない子がいるという事を覚えておく必要があります。
個別指導に向いている子は、集団の中にいると先生に質問できなかったり、手を上げることが出来なかったりする子は集団の学習塾よりも個別が向いているといえるでしょう。
逆に、集団の中に入るとライバルたちに負けじと手をあげて質問し、ライバルに負けないように切磋琢磨できる子は個別学習塾の方が向いているといえると思います。
また苦手科目がある子、この場合、集団の中で一人わからないままに遅れていくという事が考えられるので、個別指導を受けてわからない部分をしっかりわかるようにして、その上で集団の中に戻っていくという指導も考えることができます。
個別指導のよさというのはどこにあるのか
個別指導の場合、先取り教育もできるし、戻る教育もできる、つまりその子の能力に応じた先進的な教育も、基礎学習のやり直しも出来るという点にあります。
集団学習塾の場合、先進的な教育という点では秀でているところが多く、通常、学校の授業よりも先に進めていますので、学校の授業が復讐のように利用出来るという利点があります。
でもやり直し、基礎学習などをもう一度やらなくては前に進めないという子に関しては、途中からどんどん遅れていくという事になります。
個別学習ならできている部分、得意分野についてはドンドン先に進めていき、出来ない科目については出来ないところに立ち戻ってやり直すという事が出来ます。
一人一人の立場で出来るという点に違いがあるのです。
やる気を出せるかどうかという事も個別で考えることができる
勉強に対してやる気がない子というのもいます。
その場合、わからないから勉強してもつまらないという状態です。
個別指導でわかるようになっていくと、だんだんと勉強が楽しくなっていき、もっと覚えたい、もっと楽しく勉強したいという気持になっていきます。
勉強は基礎が大切とどんな塾でも学校でも指導する立場にある方がいいますが、その通りで、基礎が出来ていないと学習が進み、その先に行く段階でどうしても躓きが起ります。
その為、基礎をしっかりやり直すこともでき、また今の学年で行う学習より先に勉強を進めることができる個別指導は威力があるのです。
お子さんの性格、勉強へのやる気、理解度、こうしたことを踏まえて、どういう指導が向いているのかを考える必要がありますが、お子さんが消極的でなかなか実力を発揮できない洋だと思うようなら、また基礎が出来ていないようだと感じるようなら、一度個別学習塾などに見学に行ってみるといいと思います。
見学は予約が必要なところもありますが、いつでも見学できるという所がありますので、連絡をしていってからの方がいいかもしれません。