読書が大学受験に役立つ理由3つ

読書をしなくなった世代・・・想像力がない世代

本を読むという事が少なくなり、ゲームにパソコン、ITの世界の中で生きてきた今の若者は、本当に想像力が少ないと感じることが多いようです。
社会に出て仕事の上で周りに気を使う事が出来ない、コトバがおかしい、理解力に乏しいなど、物事に対して能力が低いといわれることも多いです。

受験勉強の中で息抜きという事で本を読む子もいますが、そういう子は受験の時の応用問題の理解力がとてもいいといわれています。

理解力、速読力、想像力などの力を得る為に、今からでも遅くない!読書をすべきと多くの方が進めています。

読書で得られる様々な力とは

テストの科目は通常日本語で書かれています。
日本語は日常的に利用していますが、文章になると、え?これどういう意味?と思うことも少なくありません。
普通に会話していても文章になると読み取れないことが多いのです。

文章を普段から読んでいる読書家の方は、文章を読んでなるほどと理解できる力、理解力がかなりあります。
主張をよく汲み取り、その上で何を求めているのか、それを素早く理解できるのです。

難関校などは長文問題が多くなっていますので、読書を行い理解力を向上させることは、難関校突破の鍵ともいわれています。

本を読み慣れていない人というのは、文章を読むのに時間がかかります。
一度読んだ部分をもう一度読み返して、あれ?あの人の名前はなんだっけ?と登場人物を理解するまでにとにかく時間がかかります。
本を読み慣れている人は読む力があるので、本をスピーディに読んでいきます。

長文問題で問題を読んでいる間にどんどん時間が無くなってしまったという事も、本を普段から読んでいることでなくなるはずです。

想像力、これも現代っ子にかけているといわれています。
本を読む場合、この先どうなるんだろう?多分こうなっていくんだろうなと、物語の先を考え想像しながら読むから楽しいのですが、読書をしない人は先読みすることがないので、想像力に差が出てきます。

問題を解く時にも問題を読んでいく途中で、これはこういう事を聞いているのかな?なるほどやっぱりそうか・・・と感じて読むのと、なんだこれ?どういうこと?書いていることがわかりにくいな・・・と表面的に読むのでは全く違います。

想像力がしっかりある人は、英語のいくつかの単語を読むだけでも、多分こういう文章と理解できるので、理解力にも速読力にもつながる能力が養われています。

読書をするという事は趣味の世界だけではなく、受験にもまた社会人として仕事をする上でも高い能力を引き出すために必要不可欠な事です。
受験勉強の合間に、ちょっとした小説でもいいので文章を読むという事を取り入れてみるといいでしょう。